発達時期に障がいを受けたお子さんに対して、遊びを中心としたいろいろな作業活動を利用して、運動機能、日常生活技能、学習基礎能力、心理社会的発達を促し、障がいが有っても家庭や学校、社会で生活できるように指導、援助、自助具等のご案内を行います。
ご飯が上手に食べられない方は、手先の問題であったり、手を汚してしまう事に抵抗がない為に手で食べてしまうなど理由は様々です。作業療法では、食事動作訓練として、箸動作訓練や介助箸、スプーンですくい易いお皿の紹介などを実施させて頂いております。
人間において更衣(着替え)は体温調整など生活して行く上で重要な能力です。実際に衣服をお持ち頂いて、着替えの練習を行って行きます。その上で必要な訓練や着替え方、補助具などを紹介させて頂いております。
集中できない方の多くが、音や視覚的刺激に過敏になってしまっている状況であるため、好みの感覚を充足する事で、集中できる状況を作る事ができる方もいます。遊びや訓練を通して、集中が逸れてしまう課題について分析して生活上困らないように訓練を実施します。
鉛筆が使えないだけでなく、手先の問題は体幹(お腹や背中)、肩、肘、手、指と多くの関節の使い方や注意、集中力、目と手の感覚など多くの問題があります。どの様な所で躓かれているかを分析して、その方にあったプログラムを提供します。
ほかの子供と関われない方には、作業療法士が専門的視点で関わる事で自分ひとりの世界観から人と遊びや行動を共有する体験を通して対人関係を学習できるようにアプローチします。
一人ひとりの年齢や障害、ニーズを踏まえお子さんに合った個別のプログラムを実施いたします